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タロットのレジェンドが提案した原点のスプレッド (エテイヤ・アーサーエドワードウェイト・イーデングレイ)

このページでは、現在のポピュラータロットの原点となった「エテイヤ」「アーサー・エドワード・ウェイト」「イーデン・グレイ」がそれぞれ自著で掲載していたスプレッドを紹介します!

タロットは本によって色んなスプレッドが書いてあるので、どれを選んでいいかわからないという人は、いったん全ての原点となったこれらのスプレッドを試してみるといいですよ🤗✨

 

エテイヤのスプレッド

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エテイヤ・ホースシュー

1783年に出現し、現代タロットの基礎を築いたエテイヤが愛用していたスプレッドです。

エテイヤ自身はこのスプレッドに名称を与えていませんでした。

それを後世の人が馬の蹄に似ていることから、「エテイヤのホースシュースプレッド」と名付け、そのまま受け継がれているそうです。

 

このスプレッドでは、各ポジションにそれぞれ26枚・17枚・11枚のカードを、合計54枚のカードを展開してリーディングを行います。

 

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一番上の26枚のカードは

「質問者の魂の状態」を表します。

 

真ん中の17枚のカードは

「質問者の精神面、または質問者の関心が向いている仕事・愛情・才能・娯楽などに関するテーマ」などを表します。

 

一番下の11枚のカードは

「質問者の肉体面、物質的な側面、健康、金銭的な状況、環境」を表します。

 

とにかく展開する枚数が多く、複雑なリーディングが必要になるため、現代ではまったく使われていません。

そもそも存在を認知されていません。

しかし現代のシンプルなスプレッドに限界を感じてきた場合は、こういうスプレッドを使ってみると、何か斬新なアイデアが湧いてくるかもしれません😊 

なお、このスプレッドは伊泉龍一さんの「完全マスター タロット占術大全」に掲載されています。

 

 

アーサー・エドワード・ウェイトのスプレッド

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アーサー・エドワード・ウェイトのケルト十字スプレッド

現代のタロット本には必ずと言っていいほど掲載されているケルト十字スプレッドですが、これを最初に提案したのは、ウェイト版タロットの創始者である、アーサー・エドワード・ウェイトでした。

彼はその著書「タロット図解」で、「古代より使われているスプレッドである」として、これを紹介しました。(古代の根拠やソースは不明)

以後、世界中のタロティスト達の間で、少しずつアレンジを加えられながらも、もっともスタンダードなスプレッドとして愛用され続けています。

 

基本的な並べ方は、現代のスタンダードなケルト十字スプレッドと同じです。

ただし現状のカードの下にさらにもう一枚、「象徴カード(シグニフィケーター)」を置きます。

これは、相談者を象徴するカードです。

タロットカードの絵柄の中で、「相談者っぽいもの」を探します。

象徴カードはただ置くだけで、とくにそれ自体をリーディングの対象にはしません。

ただし、象徴カードの前にどのような障害カードが置かれるか?などから、イメージや連想が広がることがあります。

 

  1. 象徴カード
  2. 現状(質問者や質問事項に対する一般的な影響や、現在の環境)
  3. 障害(この問題に対する障害。好ましいカードが出たなら、障害はないか、それ自体は好ましいにも関わらず、特定の環境の下でそれが生産力を発揮しないことを表す)
  4. 理想(質問者の理想、または目的。その環境下で達成可能な最大の成果。)
  5. 原因(すでに過ぎ去った事柄、問題の基礎となる事柄を表す)
  6. 過去(これは現在進行中、もしくは過ぎ去ろうとしていて、彼に影響を及ぼす事柄を表す)
  7. 未来(これは近い将来、現実のものとなって彼に影響を及ばす事柄を表す)
  8. 彼自身(彼自身、即ち現在の環境の下における質問者や問題の位置や態度を表す)
  9. 環境(彼の家庭や環境、周囲の人々などを表す)
  10. 希望と恐れ(質問における彼の希望と恐れ)
  11. 最終結果(最終結果である。これまで出た全てのカードを総合し、結果を判断する)

↑全て原文のまま掲載

 

アーサー・エドワード・ウェイトの名も無きスプレッド

アーサー・エドワード・ウェイトのタロット図解に掲載されている、もう一つのスプレッドです。

とくに名称が設定されていなかったので、ここでは「名もなきスプレッド」とします。

本書では、「とくに具体的な質問事項が存在しない場合に有用なスプレッド」として、紹介されていました。

 

といってもやることは簡単で、ただカードを7枚x6列に並べるだけです。

それをどう読むかは、とくに明確なルールは無いようです。

相談者と会話しながら、それに該当する箇所を探していき、そこから何かイメージを沸かせるのが基本のようです。

 

例えば、相談者が「今の給料に不満があるんですよ😢」と言ってたら、展開したカードの中に金銭の不満を示す「ペンタクル7」や、貧困を示す「ペンタクル5」みたいなカードが無いかを探します。

もしあったら、その周辺にどんなカードがあるかを見ます。

もし該当するカードの横に、愚者(自由)・ペンタクル9(実力を発揮して富をつかむ)と並んでいたのであれば、「あなたはより高い給料を目指して独立します」「そして大成功します!」と読むことができます。

こんな感じで、かなり自由に、好きなように読んでいいスプレッドなので最初は戸惑うかもしれません。

もしどうしても馴染まなければ、どのように読むかのルールをあらかじめ自分なりにざっくり作っておくといいです。

 

ルノルマンカードの「グランタブロー」ほとんど同じなので、そちらのメソッドを応用してみるのも面白そうです。 

例えばグランタブローでは…

  • あらかじめ「象徴カード」を決めておき、それを相談者自身とし、その周辺にどんなカードがあるかで、相談者の状況を見ます。
  • 恋愛について占ってる場合は、相手の象徴カードもあらかじめ決めておき、自分と相手がどちらを見ているか、お互いを向き合っているか、背を向けていないか、その二枚の間にはどんなカードが並んでいるか、距離はどれくらいあるかなどから、この恋の吉凶を判断します。
  • 象徴カードより左側は過去。象徴カードより右側は未来と読みます。
  • 四隅に出たカードは、相談者が到達しうる可能性のあるゴールを意味します。

これと同じような感じで、読んでみるとわかりやすいかもしれません😊

あるいは自分なりのオリジナルルールを作成してもかまいません。

色々遊んでみてください。

 

 

イーデングレイのスプレッド

イーデングレイのケルト十字スプレッド

イーデングレイが提案したケルト十字スプレッドです。

基本的な形は、ウェイト版と近いですが、まずシグニフィケーター(象徴カード)が省略されています。

また各ポジションの名称も少しだけニュアンスが変わっており、なおかつカードを展開する順番が変わっています。

 

  1. 現状(為された質問を取り囲む一般的状況、それに関わる課題への影響
  2. 障害or支援(対立する力を示す。これが良いカードの場合、一番のカードの対立するのではなく、助けるカードとなる)
  3. 原因(問題の基礎や基盤を示す。すでに質問者の一部となっているものである)
  4. 過去(今過ぎたばかり、あるいは過ぎようとしている経験や影響を示す)
  5. 可能性(これから起こる可能性があることを表す)
  6. 未来(未来に起こる事柄を表す。例えば出会い・提案・人・影響である)
  7. 恐れ(質問者が自分の問いに対してもっている恐れを表す)
  8. 周囲(この問題についての、家族や友人の意見や影響を表す)
  9. 希望(問題における質問者自身の希望や理想を表す)
  10. 最終結果(この10番目のカード、つまり最後のカードは、最終結果がどうかを語る。これは当然、他9枚のカードから推測されたことによって影響される)

 

ホロスコープスプレッド 

西洋占星術のハウスに対応した箇所にそれぞれタロットカードを引いて、その吉凶について占うことができます。

ホロスコープがわかる人なら、比較的簡単に読めるようになります。

 

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http://rock77.fc2web.com/1/tarot/style.html

 

  1. 牡羊座(全ての始まりを特徴づける。質問者の肉体的特徴、性格、気性や人格、さらに世間での態度、可能性を割り当てられる)
  2. 牡牛座(これは保存し、建設する正座である。財務的な事柄や、質問者の経済力、有形資産に関係する)
  3. 双子座(これは類似した考えによって人々を結びつける精神的な正座である。親戚、とくに兄弟しまいに割り当てられている。また手紙・記述といったコミュニケーション及び、短い旅を意味する)
  4. 蟹座(このハウスは深夜の時点で始まる。したがってこれは全ての終わりを割り当てられている。古い時代、お年寄り、父親、そして最初の家庭環境である)
  5. 獅子座(このハウスは心を支配する。恋愛、子供、演劇やギャンブル、投機といった興奮を引き起こす事柄、また質問者の創造する能力である)
  6. 乙女座(このハウスは質問者の全体的な健康を規定し、食物、衛生も同様に規定する。これは仕事、雇用も支配する)
  7. 天秤座(このハウスは結婚とビジネスパートナー、公衆との取引、訴訟、公然たる敵を特徴づける)
  8. 蠍座(死、遺産、税を規定する。さらにパートナーのお金、オカルトの経験でもある)
  9. 射手座(法律、哲学、理想、そして宗教を規定する。また夢、直感、教育、長い旅でもある)
  10. 山羊座(公的な生活、職業、名声、社会的地位である。質問者の母親はここに示される。時に母親が第四ハウス、父親が第十ハウスというように、入れ替わって支配する場合がある。扶養者がどちらの親かで、第十ハウスを支配する者が決まる)
  11. 水瓶座(このハウスは友人たち、質問者が属しているグループやクラブを特徴づける。希望、願望、抱負でもある)
  12. 魚座(質問者の表現力を制限する見えない限界、カルマのようなものである。秘められた欲望、秘密の敵、自己破壊。このハウスは病院、監獄、少年院といった施設、矯正あるいは監禁する場所を規定する)
  13. 象徴カード

 

上記は原文のままなのですが、 ちょっとわかりづらいので、もう少しわかりやすく省略して語ると、こういうことです。

  1. 牡羊座 (自分自身、個性、表向きに見えている姿)
  2. 牡牛座 (金銭や所有物)
  3. 双子座 (技能学習や職業訓練など日常レベルの学習、短い旅)
  4. 蟹座 (両親・兄弟・親戚などとの関係性)
  5. 獅子座 (個人での楽しみ・遊び・趣味・ギャンブル、軽い恋愛、刺激的なことやワクワクすること全般)
  6. 乙女座 (労働や健康)
  7. 天秤座 (人間関係、恋人との関係性、ビジネスパートナーやライバル、対人関係全般)
  8. 蠍座 (遺産相続、借金相続、セックス、結婚生活など)
  9. 射手座 (啓発、考え方や価値観など深い次元の学習、長い旅)
  10. 山羊座 (天職、地位、野心、社会的地位、名声)
  11. 水瓶座 (集団で共有する楽しみ、喜び、目標、活動)
  12. 魚座(宿命、カルマ、障害、潜在意識、潜在している自分)
  13. 象徴カード

 

リーディングのコツは、とくにありません。笑

無理にそれぞれのカードをつなげてリーディングする必要はないので、ワンオラクルを12回やってる感覚でどんどん連想してみてください😊

あとは、「象徴カードがどこを向いているか?」も見てみるといいでしょう。

象徴カードの視線の先にあるものは、今相談者がとくに意識していることです。

その逆に象徴カードの背後にあるものは、相談者が見落としていることかもしれません。

 

Yes or No

イーデングレイが自在タロットの中で、

「シンプル即席占い」

として三つ紹介しているうちの一つです。

シンプルに「イエスorノー」の回答が欲しいときに便利なスプレッドです。

 

カードを3枚だけ引いて、、、

  • 正位置が3枚なら、絶対にイエス!
  • 正位置が2枚なら、条件付きのイエス!
  • 正位置が1枚、つまり逆位置が2枚なら条件付きのノー!
  • 正位置が0枚、つまり3枚とも逆位置なら、完全なノー!

と解釈します。

出たカードから、なぜそうなのかを連想します。

たったそれだけのシンプルなスプレッドです。

わざわざ複数スプレッドを引くほどじゃないような簡易な質問には、これで占うと便利かもしれません!

 

スリーエーススプレッド

イーデングレイが自在タロットの中で、

「シンプル即席占い」

として三つ紹介しているうちの一つです。

イエスorノーをもう少し複雑にしたスプレッドです。

 

展開方法はこう。

  • カードを適当にシャッフルしたら、エースが出るまでひたすらカードを引いて一つの山にします。
  • エースが出たら、そこで引くのストップ。もし13枚引いてもエースが出なかったら、やはりそこでストップします。
  • 引いたカードを一つの山にして横に置いておきます。また元の山札から「エースが出るor13枚引くまで」引きます。
  • 最終的に3つの山ができるまで、同じ手順を繰り返します。

 

読み方はこうです。

  • 三つの山に一枚もエースが出なかったら、タロットは今答えられないということです。
  • 山の一つか二つがエースを含んでいなければ、問題が解決するまで少し待たなければならないという意味です。
  • エースが二つ以上の山の上にあったら、右側にあるエースに答えの前半があり、左側の一枚か二枚のエースに最終結果があるでしょう。

 

6枚のハンガリアンメソッド

イーデングレイさんが自在タロットの中で、

「シンプル即席占い」

として三つ紹介しているうちの一つです。

 

  • カードを適当にシャッフルしたら、
  • それを三つの山に分けて
  • それぞれの山の「一番上のカード」と「一番下のカード」を、引きます。

 

左の山から引いた二枚は「過去」です。

真ん中の山から引いた二枚は「重要」です。現在の状況や、解決の鍵などを示します。

右の山から引いた二枚は「未来」です。今のまま進むとこうなる未来を示します。

 

ようするに、「過去」「現在」「未来」に対して、2枚ずつカードを引くだけということですね。笑

シンプルですが、とてもわかりやすいスプレッドなので、最初のうちはこういうので練習を積むといいかもしれません。